浮気の再構築がうまくいかない4つの原因|続けるか決める前に確認する事実と期限

「浮気 再構築 うまくいかない」と調べている方は、たいてい一度は決めた側です。やり直すと言った。子どもの顔も、住宅ローンの残りも、親に説明する手間も、全部数えたうえで決めた。それなのに、夜になると元に戻る。

検索窓に「うまくいかない」を足したのは、たぶん一度「浮気 再構築」だけで調べて、乗り越えた人の話しか出てこなかったからだと思います。

この記事では、うまくいかない状態を4つに分けて、それぞれ打つ手を変えるという書き方をします。ひとまとめに「再構築は難しい」と言われても、自分がどこで詰まっているのかが分からないままだからです。

もうひとつ、成功談にも失敗談にもほとんど出てこない話を後半に置きました。再構築を選んだ人の背後では、法律側の期限が静かに進んでいます。慰謝料を請求できる期間は、民法724条で「損害及び加害者を知った時から三年間」と定められています。やり直すと決めた日が、その3年の起点になっていることは、あまり説明されません。

\最初に結論/

この記事を書いた人
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  • 300人以上の浮気体験談をインタビュー
筆者の想い(タップして開く)

これまで数多くの浮気相談を聞く中で、自分一人で調査を抱え込み心も体も疲弊してしまった方を数多く見てきました。修復したい方も、別れたい方も、判断するためには「事実」が必要です。一人で抱え込まず、まずはプロの無料相談だけでも使ってみてください。選択肢が一つでも増えれば、あなたの心は少しだけ軽くなります。あなたは悪くない。違和感を見過ごせなかったあなたの感性は、家族を守る力です。

目次

「浮気の再構築がうまくいかない」は、4つの型に分かれている

最初にここを分けないと、どの助言も自分の話に聞こえません。ネットの再構築記事が読むたびに違うことを言っているように見えるのは、書き手ごとに別の型を前提にしているからです。

型1:何があったのかが、まだ確定していない

いつからだったのか、相手は誰なのか、何回会っていたのか、そして今はどうなっているのか。このうち一つでも空欄が残っていると、その空欄は時間が経っても埋まりません。むしろ、思い出すたびに最悪の答えが入ります。

この型の見分け方は簡単です。相手を問い詰めたくなる瞬間に、頭に浮かぶのが過去の質問なら型1です。「あの出張も嘘だったの」「そのとき指輪は外してたの」。まだ聞けていないことがあるから、口が止まらない。

この型に「気持ちを切り替えましょう」は効きません。切り替える対象がまだ形になっていないからです。疑ってしまう自分のほうを責めてしまう段階については別記事に整理しましたが、責めるべきは自分の性格ではなく、確定していない空欄のほうです。

型2:相手の生活が、発覚前に戻っている

発覚直後は別人のようだった。スマホを置きっぱなしにして風呂に入り、飲み会を断り、早く帰ってきた。それが半年ほどで、置き方も帰宅時間も元通りになる。

ここで多くの人が「また始まったのでは」と考えますが、実際には二つの可能性が並んでいます。本当に再開したのか、危機が去ったから緊張が抜けただけなのか。この二つは外から見た行動がよく似ていて、行動だけを見比べても判別できません。判別できないまま観察を続けると、次の型3に移行します。

型3:事実は片づいたのに、自分の中が戻らない

相手が全部話し、相手との連絡も切れ、慰謝料の話も終わった。それでも、同じ車種のワゴンとすれ違っただけで動悸がする。子どもの前では普通に話せるのに、二人になると声が出ない。

この型は、うまくいっていないのではなく、時間がかかる工程の途中です。ここに型1や型2の対処(問い詰める、監視する)を持ち込むと悪化します。逆に、型1なのに「時間が解決する」と自分に言い聞かせても、空欄は埋まりません。型を間違えると努力が全部逆に働くのは、このためです。

その動悸や、勝手に浮かんでくる場面が何か月も続いているなら、記憶がまだ更新されていない状態として切り分けたほうが早いことがあります。時間の長さではなく、事実に空欄が残っているか、確認する癖が残っているかで見る考え方です。

型4:もめてはいないが、会話が消えた

喧嘩はしない。責めもしない。ただ、必要な連絡以外を話さなくなって、同居しているだけの状態が続いている。表面上は平和なので「うまくいっている」と誤解されやすく、本人だけが終わっていることを知っている型です。

沈黙が何日続いたら危ないのかという線引きは、夫婦が口を聞かなくなる日数を100組に聞いた記事のほうで扱っています。目安として、沈黙が「怒っているから」ではなく「話すことがないから」に変わった時点で、型4に入っています。

この型でやることは、会話を増やそうとすることではありません。先に「話す枠」だけを作ることです。日曜の朝に15分だけ、生活の話(お金・予定・子どものこと)に限って話す、といった形で構いません。関係の話を議題にすると、枠そのものが続かなくなります。

枠を作っても半年変わらないなら、それは冷却期間ではなく状態です。民法770条1項4号は、離婚の訴えを提起できる場合として「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」を挙げていて、家庭内別居の長期化はここに関わってきます。いつからその状態なのかを記録しておくと、続けるにせよやめるにせよ、後で使える材料になります。

なぜ半年から3年目に崩れやすいのか|緊張が切れる順番

再構築が折れるタイミングには、ある程度決まった順番があります。相性の問題ではなく、二人の緊張が抜ける速度が違うだけです。

発覚直後の「別人」は、反省ではなく危機対応

発覚から数週間、相手はよく動きます。泣く、土下座する、勤務先を変えると言い出す。ここを反省の深さと読むと、あとで必ず外れます。この時期に動いているのは、家庭と生活が壊れかけているという緊急事態への反応で、不貞そのものへの評価が変わったかどうかとは別だからです。

見分ける材料は、話の中身が自分の損失の話か、こちらの被害の話かです。「離婚だけはしたくない」「親に知られたくない」は前者です。前者しか出てこないまま数か月が過ぎた家庭は、緊張が抜けたときに元の生活習慣ごと戻ります。

相手の緊張が先に抜け、こちらは抜けない

不貞をした側にとって、発覚の日が事件のピークです。そこから時間が経つほど記憶は薄れます。された側にとっては逆で、発覚の日は入口でしかありません。相手が忘れていく速度と、こちらが思い出す速度が逆向きなので、半年も経つと体感時間が完全にずれます。

この時期に増えるのが、夜中に一人で確かめる行動です。眠れないまま履歴を遡り、翌朝は普通に弁当を作る。これが常態化すると生活のほうが先に壊れます。不安で眠れない夜が続くときの相談先は、再構築を選んだ人にも同じように使えます。

「まだ言うの」が出た日が、条件の作り直し時

「いつまで言うの」「もう終わったことだろ」。この台詞が出た日を、多くの人が絶望の日として記憶します。ただ実務的には、ここは条件を作り直す合図です。

この台詞は、相手の中で再構築が「済んだこと」に分類された合図です。分類が違う二人が同じ家にいると、片方は終わった話を蒸し返されていると感じ、片方は無視されていると感じます。ここで感情をぶつけ合っても分類は揃いません。揃えられるのは、次の章の「検証できる約束」だけです。

約束が言葉のままだと折れる|検証できる形に書き直す

再構築の約束は、たいてい「二度としない」「大事にする」で終わっています。この形の約束には、守られたかどうかを確かめる方法がありません。確かめられない約束は、破られていなくても不安を消しません。

曖昧な約束と、検証できる約束の違い

よくある約束検証できる形に直すと
二度と会わない連絡先を削除した画面を一緒に見る。共通の知人経由の連絡も断る
もう連絡しない相手方に対して、以後連絡しない旨を書面で通知する
飲み会は減らす参加する日は前日までに共有する。二次会に行くなら連絡する
ちゃんと反省してる何が起きたかを時系列で書き出し、こちらの質問に答える機会を作る
大事にする期限を決めて話す時間を作る(週1回・30分など)

右側は冷たく見えますが、目的は相手を縛ることではありません。こちらが確かめに行かなくて済む状態を作ることです。確かめなくて済めば、監視が要らなくなります。

ここで一点だけ、次の項目と矛盾して見えるところを先に潰しておきます。削除画面を一緒に見るような一度きりの確認と、毎晩スマホを見に行く常態化した監視は別物です。前者は約束を形にするための作業で、終わりがあります。後者は終わりがなく、確認するたびに次の確認を必要にします。区切りをつけられるかどうかが、この二つの境目です。

監視を続ける側が先に壊れる

再構築中の監視には終わりがありません。今日問題がなかったことは、明日を保証しないからです。安心を得るために始めた行為が、確認するたびに次の確認を必要にしていきます。

しかも監視は、立場を入れ替える力があります。位置情報の取得については、ストーカー規制法の改正で規制対象が広がっていて、夫婦間だからという例外は条文にありません。GPSや紛失防止タグの線引きは条文と確定判決で整理した記事にまとめてあります。再構築の途中でこちらが加害者側の席に移ると、不貞の話ができなくなります。

書面にすると何が変わるか

約束を紙にする意味は、破ったときに罰するためだけではありません。解釈のずれをその場で潰せることのほうが大きい。「連絡しない」の中に仕事上の接触が入るのか、共通の友人経由が入るのか。口約束のままだと、後日そこが必ず争点になります。

合意した内容にお金の取り決め(解決金や、違反したときの支払い)を入れる場合は、公正証書にする意味があります。ただし紙にしただけでは足りません。強制執行認諾文言(支払いを怠ったときは直ちに強制執行に服する旨)が入った公正証書にして初めて、あらためて裁判を起こさずに給与などの差押えに進める形になります。文言の有無で扱いがまったく変わるので、ここは金額と家庭の事情も含めて弁護士に一度確認したほうが早い部分です。

事実が未確定なままだと、再構築は終わらない

ここが、成功談にも失敗談にもあまり書かれない部分です。再構築がうまくいかない家庭には、共通してひとつの空欄が残っています。「本当に終わったのか」を、相手の申告以外で確かめていないという空欄です。

許すかどうかの前に、対象が決まっていない

許すという判断には、許す対象が要ります。1回の過ちを許すのと、3年続いた関係を許すのとでは、決めている内容がまったく違う。ところが再構築は、多くの場合対象が確定する前に始まります。発覚した夜に「もう終わってる」と言われ、そこから話が進んでしまうからです。

数か月後に「やっぱりおかしい」と思うのは、気持ちの問題ではありません。決めていない判断を、決めたことにして生活しているからです。

「終わった」の申告は、いちばん嘘が残りやすい

不貞をした側にとって、過去の回数や期間を認めることと、今も続いていることを認めることは、重さがまったく違います。前者は謝れば済む可能性がありますが、後者を認めると再構築の話そのものが消えます。だから、過去は認めて現在だけ否定するという形が残りやすい。

これは相手が特別に悪質だという話ではなく、そういう構造だという話です。だからこそ、現在の部分だけは申告に頼らないほうがいい。

今も続いているかは、自力では確定しにくい

自分で調べようとすると、たいてい二つの壁に当たります。ひとつは、平日の日中に相手の行動を追える人がいないこと。もうひとつは、こちらが調べていると相手に伝わった瞬間、相手の行動が変わって、その後は何も出てこなくなることです。

しかも再構築中は、相手が最も警戒している時期でもあります。証拠を押さえた後にやることを段取りにした記事でも触れていますが、順番を間違えると、確かめる前に相手の生活が防御一色になって手が出せなくなります。

ここだけは、続いているかどうかを確定させないと先に進めません。続いていなければ、あなたが向き合うのは型3(時間がかかる工程)で、やることは監視をやめることです。続いていれば、再構築の前提そのものが成立していません。どちらなのかで、次の一手が正反対になります。

参考記事:優良な探偵事務所の紹介サービス「街角相談所 -探偵-」はなぜ人気なの?口コミを集めてみた!

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決める前に見ておく期限|法律側の締切は静かに進む

再構築を選んだ人が最も損をしやすいのが、この部分です。関係を続けている間も、請求できる期間は進みます。

慰謝料の時効は「知った時から3年」(民法724条)

民法724条は、不法行為による損害賠償の請求権について「被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないとき」「不法行為の時から二十年間行使しないとき」に時効によって消滅すると定めています。

再構築を選んだ人にとって危ないのは、前者です。不貞の事実と相手が誰かを知った日から、3年の数え直しは始まっています。やり直すと決めた日は、時計を止めた日ではありません。3年目に「やっぱり無理だった」と気づいたときには、浮気相手への請求分が消えている可能性があります。

ただし、3年が過ぎたら何も残らないという意味ではありません。不貞そのものへの慰謝料と、離婚に至ったこと自体への慰謝料は別に扱われ、後者は離婚が成立した時から数えるのが一般的な整理です。相手が不貞を続けていた場合の起算点の考え方もあります。諦める前に、日付を持って弁護士に確認してください。

起算点の考え方や、時効が迫っているときに先にやることは、不貞の慰謝料の時効を扱った記事のほうで詳しく書いています。再構築を続けるかどうかとは別に、日付だけは今日のうちに数えておいてください。

別居後の生活費は、請求した時からが原則

民法760条は「夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する」と定めています。別居しても、離婚が成立するまでこの分担義務はなくなりません。民法752条の同居・協力・扶助の義務も、婚姻中は続きます。

実務で問題になるのは金額よりもいつから受け取れるかのほうです。過去に遡って全部もらえるとは限らず、請求した時点(調停を申し立てた月など)以降が基準とされる扱いが一般的です。距離を置くことを考えているなら、家を出る日と、請求の意思を形に残す日を、なるべく近づけてください。形に残すというのは、口頭ではなく日付が残る方法という意味です。内容証明郵便を送る、家庭裁判所に婚姻費用分担の調停を申し立てる、といった手段があります。

相手のほうから離婚を求められた場合

再構築の途中で、不貞をした側から離婚を切り出されることがあります。ここは慌てなくて大丈夫な部分です。

民法770条1項は、離婚の訴えを提起できる場合を限定していて、その1号が「配偶者に不貞な行為があったとき」です。同条2項では、1号から3号の事由がある場合でも、裁判所が一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは請求を棄却できると定めています。加えて、不貞をした側(有責配偶者)からの離婚請求は、原則として認められにくいという判例の枠組みがあり、別居期間の長さ、未成熟の子どもの有無、相手方が過酷な状況に置かれないかといった点が見られます。

つまり、切り出されたその日に応じる必要はありません。ただし別居期間は積み上がっていくので、放置して長期化させるほど条件は動きます。

再構築中にやると立場が逆転する3つ

気持ちとしては当然でも、やった瞬間に話の主題が「夫の不貞」から「あなたの行為」に移ってしまうものがあります。

相手の勤務先や家族に伝える

不貞の事実が本当であっても、勤務先や周囲に広める行為は、名誉毀損やプライバシー侵害として別の賠償問題になり得ます。請求できる立場だった人が、逆に請求される立場に並ぶことになります。伝える相手は、交渉の窓口になる人だけに絞ってください。

端末や位置情報の監視を常態化させる

これは前述のとおりで、規制の対象が広がっています。加えて、監視のログは不貞の証明にはならないという弱点もあります。どこにいたかは分かっても、誰と何をしていたかは残りません。労力と法的リスクを払って、証拠にならないものを集める形になりやすい。

子どもに事情を説明して味方につける

味方が欲しくなるのは自然ですが、子どもを判定役にすると、離婚するにせよ再構築するにせよ、あとで戻せない負担が残ります。子どもに調査や別居の話が伝わる経路は、思っているより多い。子どもに知られずに動くための注意点を先に確認しておくほうが安全です。

調べたほうがいい人・調べなくていい人

ここは、はっきり分けます。再構築がうまくいかない人が全員、調査を必要としているわけではありません。

調べなくていい人の条件

  • 関係が切れたことを、夫の申告以外で確認できている
  • 離婚も慰謝料請求も、現時点で選択肢に入れていない
  • 詰まっているのが型3(自分の中が戻らない)だけだと分かっている
  • 費用を出すと、生活が回らなくなる

1つ目は「調査をした人だけが満たせる条件」ではありません。相手方本人と、代理人や書面を通じて合意を交わした。相手方の退職や転居を、共通の知人など第三者から確認できた。相手方のほうから接触があり、その経緯まで把握できている。こうした形で確認が取れているなら、それで足りています。

この条件に当てはまる人が調査をしても、出てくるのは「何もなかった」という結果だけです。それで安心できればいいのですが、型3の不安は結果では消えません。ここに使うお金があるなら、話す時間を作るほうに使ったほうがいい。信用が壊れた後に修復できた夫婦と、できなかった夫婦の分かれ目のほうが参考になります。

確定させたほうがいい人の条件

  • 「もう終わった」の根拠が、相手の言葉しかない
  • 発覚後に、行動が一度戻ってまた変わった(型2)
  • 慰謝料の3年が近い、または残りが読めない
  • 離婚も選択肢に残したまま、あと1年は同居する予定がある

この場合、確定させる目的は「離婚するため」ではありません。続けるという判断を、根拠のあるものにするためです。何もなければ、あなたは監視をやめられます。

費用が心配なら、先に相場と支払い方法だけ見ておいてください。一括で払えない場合の分割や後払いの扱いは事務所ごとに違います。1社だけに聞くと比べようがないので、複数社の見積もりを同時に取れる無料の窓口から始めるのが安全です。

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探偵業の業務の適正化に関する法律8条は、契約を締結しようとするときに、あらかじめ書面を交付して説明しなければならない事項を定めています。含まれているのは、届出をした公安委員会の名称、提供できる業務の内容、業務の委託に関する事項、対価その他支払わなければならない金銭の概算額および支払時期、契約の解除に関する事項、作成・取得した資料の処分に関する事項などです。

口頭で「だいたい◯万円」としか言わない事務所は、この時点で条文の求める説明をしていません。金額の話をはぐらかされたら、それだけで候補から外して構いません。

もう一点、再構築中の人が気にする守秘の部分は同法10条にあります。業務上知り得た秘密を正当な理由なく漏らしてはならず、業務に従事しなくなった後も同様と定められていて、取得した資料の不正・不当な利用を防ぐ措置も義務づけられています。家族に知られたくないという不安は、法律側にも根拠のある形で受け止められています。

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よくある質問

再構築がうまくいかないのは、わたしが許せない性格だからですか?

性格の問題として片づける前に、型1(事実が未確定)が残っていないか確認してください。許すという判断には対象が必要で、いつから・誰と・今はどうなのかが空欄のままだと、判断そのものが成立していません。対象が確定してもなお苦しいなら、それは型3で、時間がかかる工程の途中です。

再構築には何年かかりますか?

年数を目標にすると、その日が来たときに終わっていないことで二度傷つきます。年数より、条件が検証できる形になっているか、事実に空欄が残っていないかで見てください。同じ2年でも、空欄がある2年は進みません。

夫が「いつまで言うの」と言います。もう限界でしょうか。

限界の合図というより、相手の中で再構築が「済んだこと」に分類された合図です。分類がずれたままだと、あなたは蒸し返す人になり、相手は無視する人になります。感情で揃えるのは難しいので、週1回30分など、話す時間を先に形にしてください。

再構築を選んだら、もう慰謝料は請求できませんか?

やり直すと決めたこと自体で請求権が消えるわけではありません。ただし民法724条により、損害および加害者を知った時から3年で時効によって消滅します。宥恕(許すという意思表示)を明確な形で残していると争点になることもあるので、日付の管理と、書面に何を書いたかの確認は早めにしてください。

相手の言葉を信じたいのに、確かめたい自分が嫌です。

信じることと確かめることは対立しません。確かめるのは相手を疑う作業ではなく、確かめ続けなくて済む状態を作る作業です。むしろ、確かめられないまま毎晩スマホを見に行く生活のほうが、関係を削ります。

調査して何も出なかったら、お金の無駄になりませんか?

結果が出ないことに意味がある場面と、ない場面があります。型2(行動が発覚前に戻った)で判断がつかないなら、何もなかったという結果が監視をやめる根拠になります。逆に、関係が切れたことをすでに別の形で確認できている人には勧めません。この記事の「調べなくていい人の条件」に当てはまるなら、費用は別のことに使ってください。

夫のほうから離婚を切り出されました。応じるしかないですか?

その日に応じる必要はありません。民法770条2項は、不貞などの事由がある場合でも、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは請求を棄却できると定めています。不貞をした側からの離婚請求は原則として認められにくく、別居期間・未成熟の子の有無・相手方が過酷な状況に置かれないかが見られます。ただし別居が長引くほど条件は動くので、放置ではなく段取りで対応してください。

別居を考えていますが、生活費はどうなりますか?

民法760条により、夫婦は資産・収入その他一切の事情を考慮して婚姻から生ずる費用を分担します。別居しても離婚成立までこの義務は続きます。ただし実務では、過去分をすべて遡って受け取れるとは限らず、請求した時点以降を基準とする扱いが一般的です。家を出る日と、請求の意思を形に残す日を近づけてください。

調査したことが夫や家族に伝わりませんか?

探偵業法10条が、業務上知り得た秘密の保持と、取得した資料の不正・不当な利用を防ぐ措置を定めています。実際に漏れるとしたら事務所からではなく、こちらの側の経路であることが多いです。連絡手段、支払いの記録、書類の置き場所を先に決めておいてください。

再構築をやめる判断は、どこで下せばいいですか?

気持ちが戻らないことを理由にすると、いつまでも決まりません。判断材料になるのは、事実が確定しているか、条件が検証できる形になっているか、時効までの残りがどれくらいか、の3つです。この3つがそろって初めて、続けるという選択も、やめるという選択も、後から後悔しにくい形になります。

まとめ|うまくいかない理由を、性格の話から外す

再構築がうまくいかないとき、たいていの人は自分の性格を疑います。けれど、実際に詰まっているのは4つのうちのどれかで、型が違えば打つ手も違います。事実に空欄が残っているなら埋める。相手の行動が戻ったなら、行動ではなく事実で判別する。約束が言葉のままなら、確かめなくて済む形に直す。自分の中が戻らないだけなら、監視をやめて時間を渡す。会話が消えているだけなら、関係の話ではなく生活の話を短く置ける枠から作り直す。

そして、続けるにせよやめるにせよ、法律側の期限だけは待ってくれません。民法724条の3年は、やり直すと決めた日にも動いています。今日やることを1つだけ選ぶなら、不貞の事実と相手を知った日をカレンダーで確認して、残りの日数を出すことです。数字が出ると、それだけで決め方が変わります。

そのうえで、「もう終わった」の根拠が相手の言葉しかない人は、そこだけ先に確定させてください。何も出なければ、あなたはようやくスマホを見に行かなくて済みます。

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